☆令和7年9月一泊研修会
「淡路島と阿波国の歴史と文化を学ぶ旅」
今回の一泊研修は、淡路島と阿波の国・徳島を尋ねます。鳴門海峡を隔てて瀬戸内と太平洋を結ぶ地点に位置する淡路島と徳島県は、大変風光明媚な所で、食べる物も海産物は勿論、農産物にも恵まれた所です。淡路島では、最近整備された弥生遺跡「五斗長垣内遺跡(ごっさかいといせき)」、「洲本城跡」を初日に訪問します。徳島に到着後は、早めの夕食後、皆様が最も楽しみにしていると思われる阿波踊りを「阿波踊り会館」にて本物を体感し、その迫力を実感して頂きます。後は、ホテルに帰って早めに休むもよし、連れだって久々の四国・徳島の夜を楽しむも良しということで自由気ままに過ごして頂ければと思います。翌日は、徳島市のシンボルといって良い眉山に登り、四国三郎「吉野川」の河口に広がる徳島市内は勿論、淡路島、高知方面の山々、香川県方面をぐるりと展望頂得ればと思います。眉山から下ると、愛知県ともご縁のある蜂須賀家の居城「徳島城跡」を訪ね、城郭跡の公園、資料館を見学するグループと天守跡の山城跡を散策数するグループに分ける予定です。阿波国と淡路国を合わせて蜂須賀家25万7000石が、明治維新以降に何故淡路国が兵庫県に??等の基本的な疑問も解消する様にして下さいね。市内最後の研修先は、吉野川の河口に広がる徳島の市街地を「ひょうたん島クルーズ」という船に乗って巡るという少し変わった体験をして頂きます。徳島の中心街が、吉野川河口の中の洲に広がっており、その周りを船で巡るという嗜好ですが、橋に頭をぶつけない様に!まだ四国は行ったことがない人、是非この機会に研修に参加して頂きたいと思います。今回は、神戸震災の野島断層がむき出しになっている施設を見学する等、従来にはない、異色の見学先を入れる等工夫をしました。是非この機会に「しんあいち歴史研究会」の年に一度の最大の行事に、多数の方が、ふるって参加頂けることをお願いしたいと思います。 今年も一泊研修をこの様な内容で計画しましたので、ご案内いたします。参加して後悔させない企画満載と自負しております、是非とも皆様方の積極的なご参加をお願い申し上げます。
記
1.令和7年9月26日(金)~27日(土)
2.集合場所 金山総合駅
イオン金山店前
午前7時30分集合・出発
3. 宿泊
ホテル東横INN徳島眉山口
(シングル)
徳島県徳島市東大工町2-7
TEL:088-626-1045
4.費用 38,000円
5.参加予定者定員 20名
(尚、参加人数が予定人数に達しない場合は、実施しない可能性があります。)
6. 申込方法
①事前に事務局に手渡し
②事前にハガキ、メールで申し込み
送付先 〒446-0044
安城市百石町2-19-7 山本京子 気付
しんあいち歴史研究会事務局
メールアドレス kyoko.y.summer@gmail.com
☆令和7年10月研修会
「京都の渡来系秦氏と賀茂氏の旧跡を訪ねる」
今回は、京都遷宮前に山城国を開拓した渡来系豪族の旧跡を訪ねます。最初は、秦氏の西部地区で、一族を祀られている松尾大社、灌漑事業を行った大堰川の「葛野大堰」跡、広隆寺、カモ氏由来の上鴨神社を研修します。なお、昼食は、嵐山にて、京風御膳を堪能していただく
松尾大社
この神社は、太古の昔よりこの地方一帯に住んでいた住民が、松尾山の山霊を頂上に近い大杉谷の上部の磐座(いわくら)に祀って、生活の守護神として尊崇したのが始まりと伝えられております
五世紀の頃、秦の始皇帝の子孫と称する(近年の歴史研究では朝鮮新羅の豪族とされている)秦(はた)氏の大集団が、朝廷の招きによってこの地方に来住すると、その首長は松尾山の神を一族の総氏神として仰ぎつつ、新しい文化をもってこの地方の開拓に従事したと伝えられております。
また、秦氏は保津峡を開削し、桂川に堤防を築き、今の「渡月橋」のやや少し上流には大きな堰(せき=大堰→大井と言う起源)を作り、その下流にも所々に水を堰き止めて、そこから水路を走らせ、桂川両岸の荒野を農耕地へと開発して行ったと伝えられております。その水路を一ノ井・二ノ井などと称し、今現在も当社境内地内を通っております。
農業が進むと次第に他の諸産業も興り、絹織物なども盛んに作られるようになったようです。 酒造については秦一族の特技とされ、秦氏に「酒」のという字の付いた人が多かったことからも酒造との関わり合いが推察できます。 室町時代末期以降、当松尾大社が「日本第一酒造神」と仰がれ給う由来はここにあります。
広隆寺
京都市右京区太秦蜂岡町にある真言宗系単立の寺院。山号は蜂岡山。本尊は聖徳太子。蜂岡寺(はちおかでら)、秦公寺(はたのきみでら)、太秦寺などの別称があり、地名を冠して太秦広隆寺とも呼ばれる。渡来人系の氏族である秦氏の氏寺であり、平安京遷都以前から存在した京都府下最古の寺院である。秦河勝が聖徳太子より「尊仏像(弥勒菩薩?)」を賜り、自ら氏寺として建立し、国宝第一号の弥勒菩薩半跏像を蔵することで知られ、聖徳太子信仰の寺でもある。毎年10月12日に行われる牛祭は京都三大奇祭として知られるが、現在は不定期開催となっている。
上加茂神社(賀茂別雷神社)
京都最古の歴史を有する一社であり、かつてこの地を支配していた古代氏族である賀茂氏の氏神を祀る神社として、賀茂御祖神社(下鴨神社)とともに賀茂神社(賀茂社)と総称される。賀茂社は奈良時代には既に強大な勢力を誇り、平安遷都後は皇城の鎮護社として京都という都市の形成に深く関わってきた。賀茂神社両社の祭事である賀茂祭(通称 葵祭)で有名である.
記
日時
令和7年10月26日(日曜日)
集合 イオン金山店前
午前7時50分集合
会費
会員10、000円、ビジター11、000円
(10月から会費を変更します。会員は10、000円、ビジターは11、000円とします)
申し込み方法
-
①下記申込書で事務局に事前に手渡し
-
② はがき・メール・FAXで申し込み
送付先
しんあいち歴史研究会事務局
山本 まで
メールアドレス kyoko.y.summer@gmail.com
締め切り令和7年10月16日 準備の都合上10日前での締め切りとさせていただきます。
☆ 自己都合により当日取りやめた場合は、後日2,000円を申し受けますのでご了承願います。
☆令和7年11月研修会
<YAYOIの社会「政・祭」>
滋賀県守山市の伊勢遺跡・下之郷遺跡と同県野洲市の銅鐸博物館・御上神社を訪ねYAYOIのくらし「政・祭」を考えます。
今回訪問する滋賀県守山市の伊勢遺跡は、『魏志倭人伝』に登場する邪馬台国に匹敵する大型遺跡で、卑弥呼の居処や楼観を思わせる大型建物を有する国内最大級の遺跡です。令和5年に開館した遺跡内遺構展示施設には、ガラス床面を用いて当時の柱跡が直接観察でき、また壁面を利用した3D映像など見所満載です。
周辺には服部遺跡、下長遺跡などYAYOIのくらしを伝える遺跡が多数あり今回はその中の一つ大型環濠のある下之郷遺跡を訪ねます。
昼食後には隣接する野洲市の銅鐸博物館を訪ね“なぜ銅鐸は埋められたのか”の謎に迫っていきたいと思います。最後に日本昔話に登場するような“ムカデ退治”の伝説が残る御上神社をたずねます。
これらの遺跡は倭国がクニとして成長してゆく過程を物語る重要な遺跡の数々です。
皆様ぜひご参加下さい。尚、昼食は琵琶湖が一望できるピエリ守山でのバイキングを予定しております。
記
1.開催日 令和7年11月23日(日)
2.集合場所 金山総合駅 イオン金山店前 午前7時50分集合・出発
3.費用 会員10,000円 ビジター11,000円
4.申し込み方法:下記申込書を事務局に事前に手渡し、又はハガキ、メールで申込み
5.送付先 446-0044 安城市百石町2-19-7
山本京子 気付 しんあいち歴史研究会事務局
メールアドレス kyoko.y.summer@gmail.com
尚、締め切り日は 令和7年11月13日(準備の都合上、10日前とさせて頂きます)
☆ バスの席が定員になり次第締め切りとします。
☆ 自己都合により当日取りやめた場合は、後日2,000円を申し受けますので
ご了承願います。
……………………………… き……り……と……り……せ……ん……………………………
令和7年11月研修会申込書
会 員 名____________________________
ビジター名_____________________________ 紹介者____________________________
締め切り令和7年10月16日 準備の都合上10日前での締め切りとさせていただきます。
☆ 自己都合により当日取りやめた場合は、後日2,000円を申し受けますのでご了承願います。